「毎月坪単価が値上げされています。先月と比較し今月は2万円あがりました」(2021.1)
「今月は3万円の値上げがありました」(2021.4)
「今月は40万円の値上げがありました」(2021.5)
タマホームの営業マンからの情報です。
この記事ではタマホームの値上げ・値引き・キャンペーン事情について細かく解説していきます。
そして読み終えたあなたは、タマホームで建てる最適なタイミングを理解しているでしょう。
Contents
坪単価値上げではない
「前月と比較し〇万円の値上げ」は坪単価ではありません。
「総額」の値上げです。
「本体工事」に対する坪単価は代わりなく、「その他の費用」で〇万円の値上げとなりました。
①オプション工事
→太陽光・カップボード等の追加費用
②付帯工事
→電機や水道工事
③必要経費
→工事以外に必要な費用(設計料・地盤調査等)
④ご紹介工事
→タマホーム以外が関わる工事(外構・エアコン等)
⑤諸費用
→自分で行う手続き費用(火災保険・ローン経費等)
家づくりで良く耳にする「坪単価」は本体工事に対して、家の大きさ(坪数)から算出した金額を案内するハウスメーカーがほとんど。
しかしこの坪単価では家は建ちません。
上記で紹介した「その他費用」もプラスされます。
値上げしたのは主に下請け工事
ここ最近のタマホームでの値上げは、足場代・仮設トイレ・重機搬入代などが主な要因です。
タマホームが利益を上げるためや、設備をグレードアップさせるために実施した値上げではありません。
下請け工務店へ支払う費用が膨らんだ事が主な理由です。
働き方改革も大きく関係
建築業界にも働き方改革の影響は大きく関わってきます。
特に労働時間・環境は値上げに直結しました。
大工の労働時間
大工は「日当」or「1つの現場あたり」でお給料が決まります。
例を見ていきましょう。
【日当】
働いた日数×日当=給料
(例)20日×17,000円=34万円
(例)34万円の現場を・・・
16日で完成=日当計算で21,250円
20日で完成=日当計算で17,000円
25日で完成=日当計算で13,600円
地域ごとにどちらを採用するかは異なりますが、多くは「1つの現場あたり」の賃金形態で大工は契約しています。
タマホームとしては大工のスピード(腕前)に関わらず1つの現場あたりの工事費用を計算できます。
1棟あたりの費用に誤差が生まれにくくメリットが大きいです。
しかし大工からしたら…。
『朝早くから夜遅くまで働いて早く1つの現場を終わらせ、次の現場に移りたい』
という気持ちになりますよね?
しかし働き方改革の影響から、働くことのできる時間に制約が生まれます。
1つの現場あたりの単価を上げないと請け負ってくれる大工がいなくなってしまいました。
大工の労働環境
追い打ちをかけるように、労働環境にもメスが入ります。
(大工にとっては良いこと)
『大工は男の仕事』という固定概念から、現場の仮設トイレは汲み上げ式でした。
しかし女性の大工が現場に入ることも視野に入れ、水洗式の仮設トイレにグレードを上げることに。
このような背景から、1棟あたりの値上げが実施されています。
主に「付帯工事」「必要経費」の項目で上げられています。
「1年前と比較し20万円上がりました」
営業マンから教えていただきました。
毎月のように2万円前後の値上げが実施。
前年の同月と比較すると1棟あたり20万円も上がっています。
これによるグレードの変更はありません。
ただただ、値上げがされただけ。
施主に金銭的・設備的メリットはありません。
ウッドショックによる大幅値上げ
昨今騒がれているウッドショックの影響でタマホームも大幅値上げが実施されました。
5月に1棟あたり40万円の値上げ。
追い打ちをかけるように6月には50万円以上の値上げが予定されているようです。
タマホームの値引き事情
率直に…。
「タマホームに値引きはありません」
ただ、ネットで調べると「◯◯万円値引きできました!」なんて書き込みがちらほら。
しかしこれは値引きではありません。
タマホームには多くのシリーズ商品が用意されています。
大安心の家、木麗な家など。
これらのシリーズ商品はメーカー(TOTO・LIXIL・Panasonicなど)の設備を絞ります。
そう、大量受注することで単価を抑えているのです。
ネットで見られる値引きは「TOTOの◯◯というキッチンを採用してくれたらカップボードを◯◯万円引きします」というような、メーカーからのサービスです。
メーカーからのサービスをタマホームからの値引きと伝えることで、お得感を演出しています。
タマホームのキャンペーン事情
タマホームのキャンペーンは1つだけ。
地域限定商品による、超低価格住宅のみです。
地域限定商品は都道府県ごとに設定され、商品名も異なります。
2大人気シリーズの大安心の家・木麗な家の設備を更に絞り込み、大量受注により更に価格を抑えることに成功しました。
3ヶ月ごとに地域限定商品の設備内容と価格は変更されます。
オプション対応にてどんな設備も対応は可能ですが、オプション費用は高め。
地域限定商品をベースに大安心の家の標準仕様と同じ家を建てたとしましょう。
すると、大安心の家をベースに建てた方が安くなります。
地域限定商品も通常シリーズ商品も同じですが、窓や断熱性能の基準が地域により異なります。
合わせて設定価格も地域により異なりますのでご注意下さい。
値上げはあるが値下げは無い
どこのハウスメーカーも一緒ですがタマホームも同じく、一度上げた価格は下げません。
毎月のように値上げは実施されていますが、創業以来値下げは一度もないようです。
(ご注意ください。「値引き」でなく「値下げ」です。)
キャンペーンは劣化する一方
唯一のキャンペーンである地域限定商品は3ヵ月ごとに見直され変更されます。
ここでご注意いただきたいのが『次のキャンペーンの方が良い条件かな?』なんて淡い期待は抱かないでください。
上記でも紹介したように様々な理由から値上げが実施される一方、値下げは一切ありません。
これは地域限定商品にも同じことが言えます。
キャンペーン切り替えの前後では、必ず前の方がお得です。
同じ家を建てた場合、キャンペーン前の家の方がキャンペーン後の家より20万円前後安く家を建てることが出来ます。
比較がしにくくなるよう、季節により「目玉設備」を変えることがあります。
【例】
春→24時間換気システム(花粉対策)
夏→ウッドデッキ(BBQ・レジャー)
秋→キッチン設備(味覚の秋)
冬→床暖房(寒さ対策)
上記はほんの一例です。
「目玉設備」のグレードを上げ、他で調整することでキャンペーンの色を少しづつ変えます。
そして同じような価格で案内します。
しかし、全く同じ家で価格を比較すると20万円前後変わる事も少なくありません。
このキャンペーンの適用は契約した日です。
案内を受けた日、家が建つ日ではありませんのでご注意ください。
タマで建てるお得なタイミング
あなたはこれまで多くのことを学びましたね。
ここまで読んだのなら、タマホームで建てるのに最適なタイミングはもうお分かりですね?
四半期決済?年度末?地域限定商品が切り替わるタイミング?
いいえ、どれも違うことをあなたは理解しています。
タマホームで家を建てるのに最適なタイミングは「なるべく早く」これ以外ありません。
大工さんの事情や材料の値上げ事情…。
タマホームで検討している方は、契約を先延ばしにして良いことはありません。
タマホームで家を建てるか悩んでいる方はタウンライフ家づくりを利用しましょう。
こちらは公式ホームページからの資料請求や住宅展示場へ直接行くよりもメリットが多いです。
ネットからの申し込みだけで、無料でオリジナルの間取り・見積書・土地探しをしてもらえます。
公式ホームページからでは資料請求しかできません。
住宅展示場で同じくオリジナルの間取り作成と見積作成をお願いしたら合計1ヵ月かかり、打ち合わせ時間は少なくても6時間(2時間×3回訪問)かかります。
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– ハウスメーカーから届いた間取り –
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ハウスメーカーだけでなく、工務店や設計事務所のプランも気になる方はタウンライフ家づくりがおススメです。
おわりに
いかがでしたか?
この記事では、2021年のタマホーム値上げ・値引き・キャンペーン状況を紹介しました。
もう一度振り返ってみましょう。
- 値上げは1棟あたり月2万円前後、年間20万円程
- 値引きは一切なく、メーカーのサービス次第
- キャンペーンの地域限定商品も3ヵ月毎に値上がりorグレードダウン
家づくりは一生ものなので焦ってはいけません。
しかし、後々の後悔が無いよう、出来る限りの行動は起こしましょう。
自らの知識・視野・選択肢を広げることは必ず財産になります。
ぜひ参考にしてみて下さいね。