家づくりの本って数がありすぎて、どれを読めば良いのか迷いますよね。
家づくりには順番があります。
好みの家を模索し、住宅ローンを組む銀行を選び、住宅業者を決め、間取りを煮詰め、設備や素材を確定させる。
そう、その時々により読む本が異なってくるのです。
各シーンに沿ってオススメの本を1冊に絞り紹介していきます。
記事中盤では無料で本を読む3つの裏技を、終盤では「もっと家づくりの本を読みたい!」という方に、中身が濃いオススメ本をカテゴリー別に30冊ピックアップしました。
オススメポイントから気になるものを選んでみてください。
どれも「読んで間違いなし」な本だけを紹介しています。
Contents
これだけで完結する5冊
100冊以上読んできた中から30冊に絞り、この記事で紹介していきます。
えっ?30冊は多すぎですか?
安心してください。
まずは、なかでも外せない5冊をピックアップしておきました。
特に家づくりを初めたばかりの方にオススメですよ。
※ この記事で紹介する本は、全体的に最新の本よりも私の中で「名作」と呼ばれる、時代が変われど家の本質をついた本が多めです。
家の基礎知識
題名:あたらしい家づくりの教科書
著者:前真之,松尾和也,水上修一,岩前篤,今泉太爾,竹内昌義,伊礼智,森みわ,三浦祐成
現代を代表する9名の建築家による共作本。
「よい家」について9者9様の価値観に触れることが出来ます。
『自分はどんなマイホームを手にしたいのか?』
そんな兆しを見つけ出すことの出来る、超優良本です。
住宅ローン
題名:住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本
著者:千日太郎
「千日のブログ 家と住宅のはてな?に答える」を運営するブロガー千日太郎さん。
公認会計士であり、プロ目線で住宅ローンを解説してくれます。
ブログでも同じことを学ぶことが出来ますが、記事数が極めて多いです。
目的記事を探すのに一苦労。
この本はマイホーム取得にピンポイントで効率よく学べます。
最先端・唯一無二・プロが書いた住宅ローン本はこれだけです。
住宅業者の選び方
題名:建てる前に読む!絶対に後悔しないハウスメーカー&工務店選び
著者:市村博,市村崇
市村さんが書かれたハウスメーカー選びシリーズは毎年発行。
タイムリーにハウスメーカーを比較出来ることから、一般人だけでなく業界人からも高い支持を得ています。
工務店に絞りたい方は同著者「誰も教えてくれない! 工務店で後悔しない家を建てる方法 全国実例33社紹介」が必見。
ハウスメーカーに絞りたい方は「論より証拠!!」ハウスメーカー選び 大手13社実力評価+実例11棟!がオススメです。
間取り
題名:早く家に帰りたくなる!最高にハッピーな間取り
著者:タブチキヨシ
超人気建築家のタブチキヨシさん。
この本からは家族が幸せになれる間取りアイデアを多く学ぶことが出来ます。
そして、間取りと幸せの形は家族により異なることを知れます。
この本でのタブチキヨシさんは驚くぐらい親しみやすくハイテンションおねぇ。
講演会でもそうですが(笑)
一作目のこちらが大ヒット。
二作目の「ズボラでも暮らしやすい! 収納上手な間取り」も名作ですが、やはり一作目のこちらの本が私のバイブルです。
設備・素材
題名:家の満足度を高める 素材と仕上げのすべてがわかる本
著者:主婦の友社
素材別によるシックハウス症候群の感染リスクなど、家族を守る家を細かく紹介しています。
やや自然素材に重点を置いた本ではありますが、家に潜むリスクを知らずに家を建てることは危険です。
家に住むのはあなただけではありません。
家族の健康を守ることができるのは、他でもないあなただけです。
まとめ
いかかがでしたか?
この5冊は決して間違えのない優良本であることをお約束します。
これで家づくりの全てを学ぶことが出来ます。
もちろん全てを購入する必要はありません。
全て買うとなると1万円近くいってしまいますからね…。
今の自分に必要なものだけを選んで読んでください。
ただ、無料で読める方法+本も存在します。
より多くの知識を得たい方は活用してみてください。
無料で読む方法
お金をかけなくてもこれらの本を読むことが出来ます。
賢く読む方法を3つ紹介です。
図書館での裏技
まず1つ目。
当たり前のことですが、図書館を活用するという方法です。
これらの本は名作ばかりですので、まず間違いなく置いてあります。
もし置いていなくても、図書館には「購入希望」という制度があります。
あなたが住んでいる街の図書館に置いていない場合、買ってもらえる制度です。
購入希望を出してから手元に届くまで1ヶ月前後かかりますが、急いでいない場合には有効な方法ですので、是非活用してみてくださいね。
※ 購入希望は街により「予約カード」「図書希望」など呼び方が異なりますので、ご利用の図書館にご確認ください。
Amazon1ヶ月無料で読み放題
Amazon(アマゾン)の電子書籍読み放題サービス。
月額980円で家づくり本はもちろん小説・ビジネス書・漫画と豊富なジャンルを取り揃えています。
電子書籍(200万冊)が『Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)』では読み放題です。
書籍のダウンロード方法や利用方法は通常のKindleと全く同じで、Kindle端末はもちろんスマホ・タブレット・PCでも読めますよ。
現在は「30日無料」「2ヶ月299円」と2つのキャンペーンを実施しています。
併用はできません。
ただ、いつでもキャンセルが可能です。
そもそも0円の本
これは本屋さんを否定するような方法です。
そもそも0円の家づくり本がこの世には存在します。
しかも上記5冊と肩を並べる名作です。
タイトルは「成功する家づくり7つの法則」です。
この本は「タウンライフ家づくり」を利用することで読むことが出来ます。
タウンライフ家づくりをザックリ説明すると、100万人以上が活用した無料サービス。
7つの項目をチェックし家の要望を記入するだけで、あなたの地元のハウスメーカーと工務店がオリジナルの間取り+見積りを提案してくれます。
詳しくは「タウンライフで手にした夢」をご覧ください。
「成功する家づくり7つの法則」は本と言っても49ページの小冊子です。
が、あなどってはいけません。
さすがは100万人以上をサポートしたタウンライフが執筆したものです。
「法的知識」「コンセプトメイキング」など、家づくりのコアな部分までもが分かりやすくまとめらています。
なかでも私が一番心に残ったのが18〜19ページ。
「誰もが間違える家づくりの落とし穴」が掲載されています。
このページに出会ったかどうかで、「あなたの家づくりが成功するか」がかかっていると言い切れます。
タウンライフで入力完了後、すぐPDFで送られてきます。
私は30分弱で送られてきました。
この小冊子配布はいつ終了するかアナウンスされていません。
ご注意下さい。
もっと読みたい人への紹介
ここから先は更に家づくりの本を読みたい方向けの紹介です。
もちろん実際に私が読み、役にたった本ばかり。
カテゴリー別に分け、オススメポイントも併せて紹介させて下さい。
家づくりの心得(5冊)
題名:伊礼智の「小さな家」70のレシピ
著者:伊礼智
題名:住まいの解剖図鑑
著者:増田奏
題名:住まいの基本を考える
著者:堀部安嗣
題名:徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと
著者:ちきりん
題名:家を建てたくなったら
著者:丹羽修
性能(4冊)
題名:エコハウス超入門 84の法則ですぐ分かる
著者:松尾和也
題名:燃費半分で暮らす家ー新住協の家づくり 四季折々を省エネで快適に過ごす
著者:鎌田紀彦
題名:エコハウスのウソ2
著者:前真之
題名:最高の断熱・エコハウスをつくる方法 令和の大改訂版
著者:西方里見
間取り(3冊)
題名:間取りの方程式
著者:飯塚豊
題名:間取りのすごい新常識
著者:エクスナレッジ
題名:ズボラでも暮らしやすい! 収納上手な間取り
著者:タブチキヨシ
アイデア(4冊)
題名:心地よさのものさし
著者:伊礼智
題名:暮らしやすい家づくりのアイデア100(2021)
著者:R+houseネットワーク
題名:心地いい暮らしをつくる収納&インテリアテクニック
著者:扶桑社
題名:家事がとことんラクになる 暮らしやすい家づくり
著者:本多さおり
外構・エクステリア(1冊)
題名:荻野寿也の「美しい住まいの緑」85のレシピ
著者:荻野寿也
家づくりの裏側(2冊)
題名:誰も教えてくれないマイホーム建築の罠
著者:佐々木孝
題名:住宅展示場では教えてくれない本当のこと。新版
著者:澤田升男
お金(3冊)
題名:日本一わかりやすい注文住宅の選び方がわかる本2022
著者:晋遊舎
題名:日本一わかりやすい注文住宅の選び方がわかる本(2021-2022)
著者:晋遊舎
題名:賢く建てるお金のかけ方・おさえ方
著者:エクスナレッジ
雑誌(3冊)
題名:BRUTUS特別編集 合本 居住空間学 INTERIOR STYLEBOOK
著者:マガジンハウス
題名:北欧テイストの部屋づくり no.34
著者:ネコ・パブリッシング
題名:Casa BRUTUS特別編集 美しい家と暮らす。
著者:マガジンハウス
おわりに
いかがでしたか?
読んでみたい1冊は見つかりましたか?
まだ悩まれている方は「【家づくり本】Amazon売上ランキング100」も参考にしてみてください。
リアルタイムで更新されているので、今もっとも読まれている家づくり本をチェックすることが出来ます。
ここだけの話、今までに100冊以上の本を読みましたが、実際に購入したのは10冊にも満たないです(笑)
ほとんどがKindle Unlimitedを活用しました。
でも時々ない本があるので、その時は図書館を利用。
そして何度も読み返したい、実際に本に書き込みたい時にのみ購入しました。
退会タイミングが不安でKindle Unlimitedの契約に不安がある方、本の購入が困難な方はタウンライフがオススメです。
『本当に無料で良いの?』って感じるぐらい(笑)
家づくりは知識を多く得ることで、選択肢が広がります。
そして本はブロガーの私が言うのも何ですが、ブログよりも参考になります。
だってそうですよね。
プロが執筆し、編集社がチェックし、書店に並んでいるんですもん。